HOKKAIDO SKI TOUR Report Day1

前回の記事の予告通り今日から毎日ツアーのレポートを投稿していきます。9日間疲れた体に鞭打ち更新頑張るので、読んでいただけると非常に嬉しいです。

本日は移動日。自宅から最初の目的地である函館へと向かいました。

 

 

計画

長期の休暇を利用して北海道内を巡り、その間ひたすらスキーをするという構想は2020-21シーズン段階から持っており、ある程度アウトラインを固めるところまで来ていました。しかしながら2021年の年明け早々にCOVID-19感染抑制を建前とした緊急事態宣言が発令されてしまい、ベース拠点として使用しようと思っていた実家から出禁を言い渡されてしまいました。それであればホテル泊で繋げばいいのではと思いましたが、2021年冬のボーナスを、当時持っていた車のスタッドレスタイヤ購入費用とGO TO TRAVELキャンペーン期間中にノリで行った2泊3日北陸豪遊旅行費用にもっていかれたせいで十分な予算を確保できず、あえなく2020-21シーズンでの開催を断念することとなりました。まあその代わり関東近郊でハンターマウンテン行ったり石打丸山に泊まりで行ってたりしてたんですけどね。

2020-21シーズンアウト後、早速ではありますが再び計画を密かに立て、準備を開始しました。最適かつイレギュラー発生時にも対応できるルートを考察し、己の欲望と現実を上手く折り合わせ宿を予約し……といった作業を経て、最終的な行程*1が完成したのは出発の1週間前となりました。昨シーズン断念する主な要因となった金銭的な面についてもなんとか遂行可能な予算も確保し実現に漕ぎ着けることができました。

2020-21シーズン段階の計画と2021-22シーズンの計画に大きく異なる点が一つ。それは移動手段です。2020-21シーズン段階ではマイカーを使い一路東北道を青森まで北上、青森からフェリーに乗り函館上陸後は北は旭川までひたすらマイカーで移動をし帰りは苫小牧か函館まで戻りフェリーを使うなりして関東へ帰るという、今考えればとんでもない計画を考えていました。しかし2021年11月に訳あってマイカーを手放す決断をしたため、今シーズンは航空機+道内公共交通機関を利用する行程となりました。

 

立ち込める暗雲

2021年末までは沈黙していたCOVID-19が2022年に入り再び息を吹き返してしまったせいでツアー決行の地である北海道での活動に制約が生まれてしまいました。その中でも大きかったのが「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」の販売停止でした。

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/006616/

北海道内の鉄道路線を6日間12,000円で乗り放題になるこのきっぷは今回のツアーの生命線といえる部分だったので、この切符の販売停止によって日程を直前で一部組み直す羽目になってしまいました。まあ元々の行程がだいぶ考えて作ったものだったんで被害は最小限にとどまりました。

 

約1年ぶりの羽田へ

今回のツアー最初の目的地は函館。そのため函館空港行きの飛行機に乗るべく羽田へ。今回板は先にスキー場へ送っていたのでブーツだのウェアだの着替えだのを詰めたレクザムのスキーバッグのみの身軽スタイル*2。しかしブーツが入るくらいの大きいサイズのバッグを持って、荷物減らすためにウェアの上をアウターとしてきている様は娑婆の人から見ればおかしい人なので電車に乗ってる人から結構ガン見されました*3。品川で京急に乗り換えて羽田着昨年11月の帰省では成田発便を使ったので2020年12月の北陸旅行で小松まで行った時以来の羽田発便です。

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今回はエアドゥ便を使ったため第2ターミナルへ。思っていたよりターミナル内は賑わっていた印象。まずはクソ重いスキーバッグ預け入れ。大手航空会社は自動預け入れカウンターを導入しているのでスムーズにこれを済ませられるのは本当にありがたい。その後はこの日朝からろくに飯を食っていなかったということもあったので空港内のコンビニで調達した飯を軽く食ってから保安検査へ。

 

函館空港

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エアドゥからの搭乗案内メールで事前に情報は得ていたのですが、私が搭乗する予定のエアドゥ55便は函館空港の降雪の影響で着陸不可の場合は羽田空港に引き返す条件付きの運航に。そういえば7年前、大学受験で東京に行った帰り羽田発函館行の飛行機使った時*4函館空港の雪がヤバくて条件付きの運行になってたよなぁなとふと思い出しました。確かその時は遅れもせず、普通に定刻通りの運航だったはずなので問題なく飛ぶやろと完全楽観視して搭乗。

そしたらなんと搭乗機がポケモンジェットでした。

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エアドゥにポケモンデザイン機が就航したみたいな話は聞いていたんですがまさか自分が乗れることになるとは。機体だけでなくヘッドシートや無料ドリンクの紙コップにもロコンが描かれていました。かわいい〜〜。

しかしながら機内の空席が目立つこと目立つこと。そういうご時世なので仕方ないのかなとは思いますがちゃんとこの路線が持ってくれるのか不安にはなりました。

フライトの方はというと、函館空港が除雪のため滑走路が閉鎖された影響もあり上空を旋回したのち約30分遅れの着陸に。ちょっとだけ予定は狂いましたがちゃんと着陸となって何より。

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降りたら結構降ってました。函館ってこんな降りましたっけ。

 

最初の宿泊地へ

当初乗る予定だった、函館空港から函館駅へ向かう路線バスは発車時刻を過ぎてしまっていたため、路線バスで湯倉神社前へ行き、徒歩で函館市電湯の川電停まで移動、湯の川から函館駅前まで市電に乗るルートに変更。

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函館市電は高校時代冬は毎日お世話になっておりました。当時函館市電交通系ICカードが使えなかったんですが、今は使えるようになって時代の流れを感じました。ほかにも道中の函館市民体育館の跡地に函館アリーナが建ってたり、旧五稜郭グルメシティ跡地に真新しい商業施設が建ってたり、自分が住んでいた頃と比べると大分町の様相が様変わったなあとしみじみ思いました。

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11時半くらいに自宅を出発してから6時間半で函館駅前に到着。棒二森屋*5が潰れてました。

駅前電停から徒歩5分ほどで本日の宿に到着。ベッドがでかくてよい。

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https://www.toyoko-inn.com/index.php/search/detail/00063.html

 

人がいない

チェックインした後外に晩飯の買い出しに出たのですが、人通りが皆無。函館駅前からベイエリアを結ぶ、本来であればこの時間帯でも人通りがあるエリアのはずなのにびっくりするくらい静か。いくら世の中の人間が出控えているからってこうもなるものなんでしょうか。遂に函館の中心街もゴーストタウンになってしまったのかと思いました。

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近くにハセガワストアラッキーピエロもあったのでどっちにしようか迷いましたが、ハセガワストアのやきとり弁当にしました。すごく久々に食べましたがやっぱりこの味なんですよね。

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明日の目的地

明日は函館の隣町、七飯町にある函館七飯スノーパークで滑ります。私のかつてのホームゲレンデですが、高校卒業以来1度も行けていないため実に8年ぶりの訪問になります。函館七飯は積雪量の多いスキー場ではないためパウダーは見込めないかなと思っていたんですが、今日の市内の降りを見るとワンチャンあるかもしれません。絶対七飯にパウダーはないだろと思って前回ガーラの整地で調整をしたんですけどね。前回の調整が無意味になってしまうような最高のコンディションを期待しましょう。

それではまた明日。

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*1:これも結果的には土壇場で変更になることになるのですが

*2:ただしバッグは12kgある

*3:主にJRの車内で

*4:当時まだ実家が函館だったため

*5:画像の建物右