HOKKAIDO SKI TOUR Report Day2

2日目のレポートです。1日目未読の方は下記リンクからどうぞ。

 

 

函館を出発

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6時半に起床。外を見ると夜の間も雪は断続的に降ったようでなかなかの積もり具合。そういえば夜外で除雪車も動いてました。

朝食がサービスで付いてくるホテルだったのでもらいに行くことに。昨今こんな情勢ですから弁当渡されることも覚悟したんですがビュッフェ形式で弁当箱に詰めて部屋に持ち帰るスタイル。飯のクオリティはそんな高くないですがタダならこれで十分ともいえるでしょう。

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これからスキーをしに行くので朝からガッツリ行くのは分かるが、普通朝からソース焼きそば食う??

8時前に荷物をまとめてチェックアウト。函館駅へ徒歩で向かいます。昨晩ゴーストアベニューと化していた函館朝市函館駅前の通りも相変わらず人通りは少なかったですが、まあ人はいたので安心しました。

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駅の真ん前も駅直結のJR INNができてたり、駅前市場なるものができてたり、駅の中もだいぶお店が増えてたり、列車の車内も内装が若干お洒落になっていたり様相がだいぶ変わっていました。函館を離れて以来7年ぶりの訪問でしたが、本当に時の流れというのは恐ろしいものです。クソ眠かったので駅のショップに眠気覚ましを買いに。函館で眠気覚ましといえばそう、小原のコアップガラナですね。道内で買えるとガラナといえばキリンガラナが主流ですが函館エリアには七飯町に工場を置く小原というローカルガラナメーカーがあります。個人的にはキリン製より小原製のほうが飲みやすくて美味しい気がします。ちなみに七飯にある道の駅「なないろ・ななえ」では小原のコアップガラナを使ったガラナソフトクリームが食べられます。興味ある方は是非。

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話が逸れました。それでガラナ買おうと思ったら昨日乗ったエアドゥの機体にも描かれていたロコンとアローラロコンデザインの小原コアップガラナだったんですよ。君たちさては道内どこにでもいるな?あと興味深かったのがホワイトガラナなる存在。少なくとも私が函館にいた頃はなかったものでした。通常版コアップガラナは高校生までに死ぬほど飲んで味はとっくにわかっているので今回はホワイトガラナを購入しました。

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味はちゃんとガラナなんですが通常版コアップガラナよりもフルーティな風味でさらに飲みやすい味でした。個人的にはかなり好きです。ガラナ飲んだことない人にも導入としておすすめできそうなソフトなガラナでした。

列車は函館駅を出発。新函館北斗駅を経由しトンネルを抜け小沼湖畔へ。駒ヶ岳は雲に隠れていました。

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函館七飯スノーパーク

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そうこうしているうちに函館七飯スノーパークの最寄り駅の大沼駅へ。高校時代同じ部活の連中とリフト券と乗車券のパックを購入して行っていたのを思い出します。大沼駅からは無料シャトルバスに乗車し15分ほどで到着となりました。函館市街地から列車とバスを使ってチンタラ行っても90分弱で着くんだからほんと近いです。車だったらもっと速い。

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最後に函館七飯を訪れたのは2013-14シーズンが最後。実に8シーズンぶりの来場となりました。今回はSURF&SNOWの1日券+食事ドリンク券のセットパック(5000円)を購入。1日券の通常価格が4900円なんでかなりお得ですよこれ。

ロッカーもどこぞのスキー場みたいに1回1000円とかいう法外な価格ではなく、クソデカスキーバッグを入れても余りあるサイズのロッカーでたった300円。非常に良心的。

 

ゴンドラで頂上へ

まずはゴンドラに乗車。函館七飯のゴンドラは日本最大級の長さを誇り、その距離なんと3319m。所要時間も15分ほど。だいぶかかります。高校生の頃はあまりにも時間がかかるので友人とゴンドラ内にトランプ持ち込んで大富豪やってました。

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頂上のゴンドラ降り場を出るととても綺麗な樹氷を拝むことができました。このスキー場の魅力の一つです。まずはしらかばコースを滑走したんですが、この日かなり冷え込んだということもありバーンはガチガチに締まっていました。この前ガーラでやった転倒&クラッシュ+頭部強打の所業をここでもやろうものなら、ヘルメット被ってても脳震盪くらいは起こすことは間違いなさそう。しかしながらこういう締まった緩斜面をロングターンで流すのもなかなか気持ちがいいもの。しばらく降ると右方にチャンピオンコースへの分岐があるので右へ。

 

チャンピオンコース

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函館七飯のチャンピオンって確か圧雪されてなかったよなと思い行ってみたもののしっかりと圧雪された形跡が。しかしコース端には未圧雪のパウダーが残っていたのでありがたくいただくことに。チャンピオンの終点でファミリーコースという緩斜面のコースに合流するのですがそのコースの終点に虚無みたいな斜度ではありましたがパウダーゾーンがあったのでとりあえず突っ込んでみました。なんだかんだゴンドラ乗ってチャンピオン行ってまたゴンドラ乗ってを3回くらい繰り返しました。スクールや地元の学校のスキー授業も開催されていたため、ゴンドラが平日にしては結構混んでいたので上るのに大分時間をとられてしまいました。

 

チャレンジコースへ

混雑を避けるべく4人乗り高速クワッドで周回できるチャレンジコースへ向かうことに。前述のしらかばコースから左に分岐する函館七飯唯一の上級者コースととどまつコースを行けばクワッドの乗り場に降りることができるのでそちらへ。私の記憶ではとどまつも非圧雪だったはずなので行ってみたんですがここもなんかとてもではないですが非圧雪とは程遠い綺麗なバーン。さては圧雪したなテメー。せめてコース端にパウダーが残っていればまだよかったんですがそれもなし。これではただの連絡コースじゃないか……。

落胆しきったところでクワッドに乗車。そうすると降り場近くなったところ、チャレンジコースの真横にでツリーランをできる場所をリフト上から発見。早速急行。

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距離は短いし斜度もそこまでではなくツリーランLv.1みたいな感じの場所でしたが、入れる場所の横幅が広いので短くても無限にルートが作れて全く飽きがきませんでした。メンタルも無事回復。以降リフトが止まるまでここを周回してました。

このツリーランゾーンを周回するためには横のチャレンジコースの本線に合流してクワッド乗り場まで行く必要があるんですが、その乗り場の一番手前のバーンがなかなかの斜度かつ常時アイスバーンという地獄。上から見るとこんな感じで、

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下から見ると、

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こんな感じ。このスキー場は全体的にバーンがフラットではないんですが、ここも例に漏れずフラットではないのでそれがだいぶ地獄に拍車をかけています。今でこそずらしショートターンでそこまで苦労せず降りれますが、そういった技術を身に付けてなかった当時の私はどうやってこの凶悪バーンを降りていたんですかね。

 

昼飯

平日なのでそんなことする必要はないんですが飯はピーク時をずらしました。ベースのレストラン駒でビーフカレーを注文したんですが、牛肉の旨味と野菜の甘みをしっかり感じるレベルの高いものが出てきてびっくりました。以前の函館七飯はまさにTHE スキー場の食堂で出るカレーって感じのカレーしか出て来なかったんですが変わったんですね。コーヒーも美味しかったです。

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ピークカフェへ しかし

飯食った後も引き続き高速クワッド周回をしていたんですが、15時前に一旦しらかば方面へ。というのも以前はなかった頂上のテラス付きカフェが新しくできており、是非午後のレストはそこでと思っていたんですよね。

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しかし行ってみると既にこの日はクローズ。なんてことだ。だいぶここでのレストを楽しみにしていたのに。仕方なくお手洗いだけ借りて再び高速クワッド周回に戻り、最後は頂上からベースへのダウンヒルをやって8シーズンぶりの函館七飯での滑走を終えました。

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函館七飯は飽きがこない

今日はだいたい同じような場所しか周回しなかったんですが、正直まだ今日滑った場所滑り足りないなという印象です。普通のスキー場は同じようなところを何回も周回していれば飽きがきてもういいかなってなるんですけど今日は全くそういう感情が出てきませんでした。何でなのかなと考えてみたんですが、函館七飯はフラットでないバーンが多く一つのコースで様々な斜度のバーンが楽しめること、そして1回回すにしても結構なロングライドになってスパンが長くなるからなのかなという結論に達しました。基礎スキーヤーが欲しがるような綺麗な1枚バーンというのは存在しませんが、バラエティに富んだエンタメ性の高いコースばかりで本当に楽しいスキー場でした。

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あとは景色が良いこと。晴れてれば駒ヶ岳が真っ正面に聳え、内浦湾、そしてニセコ方面まで見渡すことができます。今日は駒ヶ岳と内浦湾までが限界でした。

 

北へ

もう1日くらい七飯で滑ってもいい気はしましたが予定通り次の地へ。スキー場からは行きに乗った大沼駅大沼公園駅方面の無料シャトルバスに乗ったんですが乗客が私一人だけだったため大沼駅を経由せずショートカットで大沼公園駅に向かってくれました。ありがたや。

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大沼公園駅売店とかあれば大沼エリアの地ビールである大沼ビールでも買おうかなと思ってたんですが売店なんてなく、じゃあ温かい飲み物でもと駅舎の外の自販機で買おうとしたら釣り銭切れ。詰んだかと思われましたがコカコーラの自販機がCoke On対応だったためアプリをダウンロードしPayPay払いすることで事なきを得ました。JR北海道の恐ろしさを知りましたね。あとコカコーラの自販機の横にあったサントリーの自販機が真冬の北海道なのに冷たい飲み物しか取り扱ってなかったの笑いました。

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そんなこんなで札幌行きの特急に乗車。どうせ空いてるやろと思って自由席券買ってたんですが主に地元の学生で混雑しており驚きました。なんとか座れましたが。しかし大半が次の森駅で下車して一気にガラガラになりました。

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1時間20分ほどで本日の最終目的地洞爺湖町の洞爺駅に到着。洞爺駅からは路線バスに乗り換え洞爺湖温泉バスターミナルへ。

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バスターミナルから至近距離の宿にチェックインし本日の移動は終了。決して設備は新しくはないですが、部屋は広いし温泉も気持ちいいし、なにより安く泊まれるので満足。

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明日は

明日はルスツリゾートに行きます。未就学児の頃に行って以来だと思うので約20シーズンぶりくらいのルスツです。まあ実質初めてみたいなもんですね。実質初ルスツを堪能しきるべく明日は早朝出発です。体持つかな。それではまた明日。

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