HOKKAIDO SKI TOUR Report Day6
6日目、旅もいよいよ後半戦です。
前日はこちらから。
1日目はこちらから。
富良野スキー場へ
前日夜までスキーをし、帰ってから風呂に入り、またランドリーを回し、ほとんど書き上がっていなかった昨日の記事を仕上げ*1ているうちに日付が変わって、例によって気を失うように寝てしまいました。幸いにも寝坊はせず済みそこまではよかったのですが、荷物の詰め込み等準備に思いの外時間がかかり出発が遅延。おかげで乗る予定の列車発車10秒前に乗り込む羽目に。これを逃すと次は1時間後なので危なかった。
車内は通学する高校生が多かったです。地方あるあるの光景ですね。列車に揺れること約1時間半弱で富良野駅に到着。
富良野駅からは路線バスに乗車しホテルナトゥールヴァルト富良野前停留所で下車。そこから徒歩30秒ほどで本日の目的地富良野スキー場に到着。
北の峰ゾーン
富良野スキー場は富良野プリンスホテルがある北の峰ゾーン、新富良野プリンスホテルがある富良野ゾーンに分かれています。今回はバスの停留所が北の峰ゾーンのゴンドラ乗り場の目の前だったため北の峰からスタート。
9時の北の峰ゴンドラオープンを待って北の峰トップへ。
早速非圧雪の斜面があるK3コースへ向かいます。
前日から+20cmということで積雪と雪質自体は申し分なかったのですが、前日のカムイ同様下地がだいぶ硬く、なんならパウダーの下にはところどころアイスバーンになっておりガリっといきました。
その下にあるG3コースは半分圧雪、半分非圧雪のバーンなっておりパウダーライドも楽しめます。朝一番ということもありトラックも少なく未踏パウダーをガンガン制圧することができました。中級なので斜度も丁度良かったです。
ゴンドラを登って降りてを3往復くらいしたところで10時になったのでゴンドラ降りて左方向に向かうとアクセスできるプレミアムゾーンへ。プレミアムゾーンは10時〜14時の4時間だけ開く全面非圧雪の上級者限定非圧雪コースです。
画像の通り10時を少し過ぎて行ったのでトラックがだいぶついてしまってますが、ついてないところに入ってみると下半身が一瞬全て埋もれるくらいの史上最高品質のパウダースノーがそこには待っていました。これは本当に感動ものでしたよ。ここまでパウダーライドに関してはルスツがトップだったのですが、それを大きく更新するくらいのクオリティでした。雪がダメにならないうちに午前中だけで3回突入してしまいました。バーンも広いのでわりとラインも選び放題でした。
パウダーにある程度満足したので11時半と少し早いですが昼飯に。朝飯食ってなかったので。
スパカツ*2+ザンギという不健康極まりない組み合わせ(2030円)。けどたまにこういうジャンキーな食事したくなりませんか?私はなります。
富良野ゾーン
午後からは中腹の連絡リフトを使って富良野ゾーンへ。とりあえずベースまで降りてみる。
北の峰はベースからトップへはゴンドラなんですが富良野はロープウェイ。かぐらスキー場かな?プリンス経営のスキー場、ロープウェイ設置しがち説。ゴンドラのようにオンタイムで搭乗はできませんが、その分速達性は高く、ベースから5分くらいでトップに着けるのはありがたいですね。
昼食後からエリアがクローズする15時すぎまではロープウェイ降り場上にあるダウンヒル第3ロマンスリフトでアクセスできるE1・E2コースを主に周遊。ここも半分圧雪・半分非圧雪のコースがあり非圧雪バーンに入ったのですが、昼前からかなりが照って気温が上がった影響か結構重たくなっていました。朝一が軽過ぎたってのもあるんですが。
あと富良野スキー場は場内6箇所に設けられているゲートからスキー場非管理のバックカントリーエリア、すなわちツリーランエリアに入ることができ、本来は望ましくないのですがあまり奥に入らないように気をつけながら入ることに。そうしたところ新雪の下に生えていた枝がトラップのように右足首に引っかかり前方へダイブするとともに右板が開放、そして左手に持っていたストック諸共消失するアクシデントが発生。こういうことがあるから非管理区域に一人で突入するのはマズいってことなんですね。
なんとか冷静にコケたポイントを割り出し板を救出。そしてストックもそれらしき跡を発見し救出。事なきを得ましたが、パウダーゾーンで板を開放してそのまま紛失って話も良く聞くので皆さんも私を反面教師にして気をつけてください。
この一連の流れで体力を消耗した上に腰も痛めたのでレスト。
ゴンドラ降り場横のレストランでレモン&ライムティーをいただきました。
再び北の峰へ
上層にアクセスするリフト・ゴンドラ・ロープウェイは15時20分でクローズしてしまうのでこれ以降は北の峰に戻り北の峰第1高速リフトでF5・F6エリアを周回。夕方から一気に冷え込み非常に締まったいいバーンになり上層で疲弊したことも忘れて17時ギリギリまで滑りました。やっぱり北海道はナイターでもアイスバーンにならなのが最高ですね。
富良野総評
初日に訪れた函館七飯と同様フラットではないバーンが多くエンタメ性の高いスキー場だなと思いました。1回トップからベースに降りるだけでも圧雪の緩斜面と急斜面、非圧雪の緩斜面と急斜面の合計4パターンのバーンに遭遇するので滑っていて非常に楽しかったです。あとはなんと言っても朝一パウダーの質の高さはまさに神レベル。滑っていて感動しきりでした。全スキーヤー一度はプレミアムゾーンに入ってその名の通りプレミアムなパウダーライドを楽しんで欲しい。お勧めです。
再び道央エリアへ
富良野スキー場からタクシーを使って富良野駅へ戻り*3、富良野から滝川までは普通列車に乗り、滝川から札幌までは特急に乗車。滝川駅で普通と特急の乗り換えをする際にホームで30分待つ羽目になりました。この時期この夜の時間帯の北海道に30分何もせずいるのは普通に拷問ですね。暖房のある駅舎に入ろうにも改札を通らないといけないので、仕方なく風は凌げるホーム上の待合室で待機しました。
20時半前に2日ぶりに道都札幌に到着。今日はちゃんとたどり着けました。前回の札幌宿泊時同様、札幌駅西口から至近のホテルにチェックイン。
部屋が広くて非常にありがたい。
2日間の道北シリーズはこれで終了。明日から最後の3日間は道央エリアのスキー場へ行ってきます。
それではまた明日、ニセコからお会いしましょう。