このブログを開設した当初はスキーとコンサドーレと音楽の3本柱でやっていましたが、スキーとコンサドーレの要素は2021年12月に開設したYouTubeチャンネルに移ったことで、こちらのブログは残った音楽要素(=ヒラサワのライブ参戦レポート)だけで細々とやってきておりました。
チャンネル開設から3年が経過したのですが、コンサドーレの動画は平均数千再生、行けば1万回再生まで伸びる一方でスキーの動画というのは平均数百再生、伸びても1000再生と全く伸びないんですね。日本国内においてスキーというのは斜陽産業なのでこれは覚悟していたところではあったのですが、動画の編集の労力に対してこの再生回数というのはやはり全く見合ってないわけです。
よくよく考えてみればコンサドーレゴール裏Vlogというメインコンテンツの中にスキーの動画が混在しているというのも歪な構造であり、事実チャンネル登録者数の伸び方を観測するに9割がコンサドーレの動画経由でチャンネル登録をしていただいているんですよね。
というわけでこの度YouTubeチャンネルの運営方針を変更し、再生回数の見込めないスキー動画の投稿を停止、かつこれまで公開していたスキー動画を全て非公開とし、今後はYouTubeチャンネルで扱うコンテンツはコンサドーレに一本化し、スキーの話はこちらのブログで書くことにしたいと思います。
ということで、今年も過酷な労働の代償として会社から12連休を勝ち得ることができましたので、今年もスキーをしに北海道へとやって参りました。題して「HOKKAIDO SKI TOUR 2025」です。かれこれ4年連続4回目のの開催になります。今年は2025年2月2日から2月11日までの10日間、休養を挟みながら道内のスキー場を巡っていきます。
過去のツアーの振り返り
過去のツアーはブログ記事とYouTubeの動画を見てね、と書こうと思ったのですが、2022年はいいとして2023年・2024年のツアーの動画を非公開にしてしまったのでここで簡単に振り返っておこうと思います。
2022年
記念すべき初開催となったこの年はまだコロナパンデミックの真っ只中で、拠点にしようと思っていた実家から出禁を言い渡されてしまったため、全行程ホテル泊、かつ移動費用を安く抑えるためレンタカーではなく公共交通機関を使ってで南は函館、北は旭川まで行きました。私が北海道北斗市出身ということもありかつてのホームゲレンデを再訪しようということで函館スタート。今や毎年訪れているキロロ・ルスツ・カムイもこの年が初訪問でした。しかしながら真冬の北海道を公共交通機関で巡るというのはなかなかリスキーでして、特に8日目・9日目は札幌圏が記録的豪雪に見舞われJRが完全にストップし倶知安から札幌までの移動がままならなくなったり、札幌から新千歳までの移動手段がかなり限定されスキーの予定をキャンセルしたりと旅程崩壊を起こしたツアーでした。しかし今思えばほぼ連日パウダーヒットしましたし、インバウンドもイの字もなかった年だったので相当恵まれていました。
【行程】①移動日→②函館七飯スノーパーク→③ルスツリゾート→④キロロスノーワールド→⑤カムイスキーリンクス・サンタプレゼントパーク→⑥富良野スキー場→⑦ニセコグランヒラフ→⑧ニセコグランヒラフ→⑨札幌国際スキー場大雪の影響により移動日
2023年
前年旭川で滑ってその良さに感動したため旭川スタート。コロナパンデミックもある程度収束しつつあり、千歳の実家からの出禁も解除されていたことからその後は千歳を拠点として千歳でレンタカーを借り道央エリアのスキー場を周遊。朝里川温泉や藻岩山、マウントレースイ、ニセコモイワといったマイナーどころにアタックしたツアーでした。この年から大学からの友人が途中の日程から参戦し一緒に滑るという行事が始まりました。
【行程】①サンタプレゼントパーク→②カムイスキーリンクス→③ニセコグランヒラフ→④マウントレースイスキー場→⑤朝里川温泉スキー場→⑥札幌藻岩山スキー場→⑦サッポロテイネ→⑧ルスツリゾート→⑨ニセコモイワスキー場
2024年
この年は新千歳に乗り込み新千歳から帰るという日程に変更。全行程レンタカー移動となり走行距離は1500kmとなりました。日数も過去最長の10日間を確保しハイシーズンの北海道を楽しんでやろうと意気込んで行ったはいいものの、暖冬の影響でパウダーヒット率は過去最悪となりました。さらにインバウンドが完全に戻った、というよりかはコロナ前より明らかに増えたおかげで後志エリアのスキー場のリフト券価格が急激に高騰、暖冬の影響もあり、後志エリアを訪れたツアー後半は雪質も北海道とは思えないほど悪化したため(特にヒラフ)かなり幻滅する結果となりました。挙句の果てには最後に泊まったホテルの空調にやられて体調を崩し投薬の上這う這うの体でツアーを終えるなどツアー後半はいいことがなかったです。
【行程】①移動日→②キロロスノーワールド→③星野リゾートトマムスキー場→④スノークルーズオーンズ・ぴっぷスキー場→⑤カムイスキーリンクス→⑥サッポロテイネ→⑦ルスツリゾート→⑧キロロスノーワールド→⑨ニセコグランヒラフ→⑩札幌国際スキー場
北の大地へ
前置きがすごく長くなりましたが、ここからは今年の話をしていきます。
前日22時仕事終わりで2時就寝、6時起床で明らかな睡眠不足であくびを連発しながら7時半に埼玉の自宅を出発し羽田空港へ。空港へ向かう道中でフライトのオンラインチェックインを済ませていたので速攻で手荷物を預け、実家と翌々日会う予定の従兄へのお土産を適当に選んで購入して保安検査場を通過。朝飯を食ってなかったので搭乗口近くの蕎麦屋で蕎麦でもすすろうかなと思ったらかけそばですら1000円近い値段となっていた挙句にわりと並んでたので断念。殺すぞ~~!(やばいクレーマーのSUSURU TV)。結局蕎麦屋の横にあったファミマの自販機でおにぎりを買って食った後、ラウンジに行ってタダの紅茶とタダのコーラをせしめました。持っててよかったゴールドカード。
昨年同様新千歳スタートにしたので、羽田発新千歳行きAIRDO19便に搭乗。


10時15分発予定が機材到着遅れのため出発時刻が10分繰り下げ、搭乗に時間を要したことや滑走路が混雑していた影響で結果30分遅れの12時15分に新千歳空港に着陸。


道新の報道によると今年の1月は記録的な暖冬だったようで、昨年12月にコンサドーレの最終戦を観に札幌に来た時より明らかに雪の量が少なかったです。
飛行機を降りた後、新千歳への到着便が混雑していた影響もあり預けていた手荷物受取に時間がかかったことや、事前に空港宛に発送していたスキー板2台の受け取り場所がAIRDOの降り場とは逆側のJAL側だったこと、レンタカー会社の送迎バスの時間が上手く合わなかったこともありさらに予定より30分遅延。千歳市内のレンタカー会社でレンタカーを受け取る頃にはトータル1時間の遅延となりました。ままならないね(篠澤広並感)。
そういえばレンタカー会社のバスを待っている時間が丁度昼時だったので飯でも食おうかと思ったのですが、時間の都合でこの日の昼飯は機内でサービスで配っていたじゃがポックルと近くにあったローソンの自販機で売ってたクランキーになりました。我ながらひどいな。

今年の相棒
レンタカーを借りた2023年・2024年のツアーでは軽自動車をレンタルし2年連続でHondaのN-BOXが私の相棒だったのですが、いくら北海道とはいえ軽自動車でスキー場を巡るのには若干車のパワー不足を実感していたのと、そもそも軽自動車クラスとコンパクトカークラスでは料金が変わらなかったので今年はコンパクトカークラスを予約。それで真冬の北海道を10日間で1500km近く走らされる犠牲者もとい犠牲車としてやって来たのがスズキのソリオでした。

ベージュは正直どうなんだと思いましたがガルパンに出てきた聖グロリアーナのマチルダⅡとか黒森峰のⅣ号戦車みたいでかっこいいと思う(小並感)。
長沼で寄り道スキー
13時半にようやく千歳でレンタカーをピックアップした後は帯広へ移動する予定だったのですが、別に帯広に来たからとって今日は何もすることがないのでじゃあ道中スキーしてくかってことで、千歳市街地から最も近いスキー場のひとつである北長沼スキー場へとやって来ました。

千歳市街地からは車40分くらいのここは長沼町営のスキー場で、規模としては小さめ。しかしながらリフトは3本架かってますし、バーン幅も広めで、距離はそこまでではないですが上の方には急斜面があるのでこの手のスキー場にしては比較的滑り応えはあるほうかと思います。この日は日曜日ということもあり地元のキッズやファミリーが主な客層でした。
実はこの北長沼スキー場は私にとって思い出深いスキー場だったりします。私は大学4年間基礎スキーのサークルに所属していたのですが、1年~3年の間周囲が戸隠やら白馬で居候して上達していく中、私は真面目にスキーをせず遊び呆けて、毎年2月末~3月上旬に白馬で行われる学生の基礎スキー大会でクソ滑りを披露し毎年予選落ちをしてヘラヘラしてたわけなんですが、4年になり最後くらい真面目にスキーやるかということで年始早々連日この北長沼スキー場に通い詰め基礎練習を積み、結果最後の大会で初めて予選を突破し本戦に進出、あと数ポイント足りていれば決戦にまで進出することができる順位まで行くことができたわけです。いわば私を成長させてくれたスキー場なわけですね。大学を卒業して以降は、社会人1年目の年(2019-20シーズン)のシーズンインで滑って以来ご無沙汰だったのですが、今回5シーズンぶりの再訪となりました。
あくまで寄り道なのと、訳あって1月中旬からスキーができていなかったので今回はリハビリということで1日券ではなく回数券を購入して14時45分から滑走開始。

回数券買うのなんて私が小学校低学年の時に今は亡き横津岳国際スキー場に親に強制連行されて泣きながらスキーした時以来じゃないですかね。

上からの景色はこんな感じ。ワイドの画なので距離があるように見えますが、リフトの支柱は10本程度なので距離としては大したことないです。見てわかる通り平地のど真ん中にあるちょっとした丘に位置しているので積雪量は少なく、この日も公式ホームページ掲載の数字で60cm。前述の通り1月は気温が上がったこともあり、上の画像の右側のゲレンデの上部は思いっきり土と石交じりの茶色い雪に覆われており、「ああ~~~~滑走面が死ぬ~~~~」と思いながら慎重に降りる羽目になりました。しかしながらここ数日の積雪でゲレンデコンディションは回復したらしく、そこ以外は内陸特有の平地でも量は少ないけど質の良い雪が降るのでそれを締めましたよ、って感じのわりといい感じのバーンでした。少なくともハイシーズンでも気温プラスになって昼前には雪が死ぬ新潟湯沢とか六日町とかの低標高スキー場よりはいい雪です。まあ緯度が全然違いますから。

公営ローカルゲレンデらしくボロボロの1人乗りリフトもあります。40年モノのリフトなので私がしばらく行っていない間に撤去されてるんじゃないかと心配してたのですが、未だ健在で安心しました。ローカルゲレンデのクソボロリフトに乗ることでしか得られない栄養素がある。中央のメインバーンの上部の斜度が急なところが片斜面気味なのに対して、上の画像のリフト左のバーンは比較的フラットかつ人も集中しない場所です。4年の長沼籠りのときにはここをよく周回していたのですが、今回もここメインで周回しました。1人乗りリフトは15時30分でクローズなので、後半は中央のリフトに乗ってトラバースしてここで3週間のブランクなどで失った感覚を取り戻すべく格闘しました。
回数券は11回の利用なのですが、途中小休止を挟みつつ1時間半で使い切ったので16時15分に上がりとなりました。
長沼はいいぞ
私は別にローカルゲレンデフリークというわけではないのですが、やはり長沼はいいですね。
まずリフト券が安い。ニセコモイワやルスツが1日券1万円越えとかいう完全にインバウンド全振りの地元民無視の価格設定になっている中、ここは1日券は2000円、今回買った11回綴りの回数券は1800円と激安。もちろんルスツみたいなモンスター級の規模のリゾートスキー場と比較すること自体間違っているというのは理解しているのですが、この物価高の中でこの価格を維持しているというのは凄いですし、だからこそ札幌方面にも他の選択肢があるにも関わらず地元のファミリーやキッズ達が週末ここでスキーをしているんだろうなと思います。
あとは雰囲気。本州でスキーをしていると、目が完全に血走っているガチの基礎スキーヤーやグラトリをすることにしか価値を感じていないであろうスノーボーダーに囲まれる中何とも言えない居心地の悪さを感じながら滑っているのですが、こういうところに来ると皆純粋にスキーを楽しんでいて、「ああ、スキーって楽しいものなんだな」という事を思い出させてくれて、息苦しさから解放してくれるような雰囲気があります。これは長沼に限らずインバウンド中心ではなく地元民がメイン客層となっている北海道のスキー場で感じるものでもあるんですが、スキーが趣味ではなく文化として定着している北海道だからこそなのかなと思います。
こういうスキー場が淘汰されることなくいつまでも在り続けて欲しいなと思います。
帯広へ移動
長沼で滑った後は、スキー場に出店していたキッチンカーで焼きそばを購入し車内で平らげ、スキー場近くのながぬま温泉という温泉施設でひとっ風呂浴びてから帯広へ……といきたいところだったのですが、宿のチェックイン時間が押していたため温泉入浴は断念。リフト券を提示すると入浴料金が100円引きになるらしいので行きたかったんですけどね。別に割引は滑走日当日限定ってわけではなく2月末まで期限があるらしいので夕張とかあの辺で滑った帰りとかにでも行こうかなと思います。
17時頃にスキー場を出発し道東道追分町ICから高速に乗り一路帯広へ。道東道はほとんどの区間が片側1車線の道路で、かつ険しく冬場は環境も過酷な日高山脈を突っ切るルートで道路状況もあまりよくなく、制限速度も70km/hとか80km/hなんですが、追い越し車線で後続車両がとんでもないスピードで追い抜いていってこいつら正気かと思いました。そんなんだからよく事故通行止めになるんだぞ。
あと道東道は前述の通り片側1車線なのに加えて、道は単調でアップダウンも激しく、路側灯もほとんど設置されていないため、夏場に運転していても疲れて眠気が襲ってくるのに冬場のしかも夜間となるとこの道路を運転する労力は膨れ上がります。途中こまめに休憩できればいいのですが、十勝平野に出るまでパーキングエリアを設置する場所もほとんどなかったらしく、1個パーキングを逃せば数十km走らされるみたいなところなので本当にシビアな道路です。これでも狩勝峠の峠越えをしなくていい分かなり楽になったというのだから北海道って怖いところですね。
投宿
道東道を帯広JCTまで走り無料の帯広広尾道へ入り、帯広芽室ICで高速を降り車を走らせること十数分で本日の宿に到着。

暖房器具がストーブなあたりいかにも北海道の昔からある宿って感じ。宿泊料金はじゃらんの1000円クーポンを使って素泊まり3400円。今私がこの記事を書くために座っている椅子の座面が固くて微妙に壊れていたり、トイレにウォシュレットがついていない点はケツに爆弾を抱えている私にとってはマイナスポイントですが、高速のICから近いですし、フロントの方もとても親切に対応していただきましたし、何より令和のこの世の中で3400円で泊めてもらえるんだからそれくらい何てことないです。
明日は
そんなわけで始まったHOKKAIDO SKI TOUR 2025ですが、2日目となる明日は初訪問の十勝サホロリゾートスキー場に行ってきます。北海道のメインどころで唯一ここだけ訪問できていなかったのでここで滑れば北海道はほぼ完全制覇と言っていいのではないでしょうか。
久々のブログ更新ということで、思ったこと感じたことを全部書いていたらこんな長文になってしまいました。今回はツアー期間中可能であれば当日中更新をしていきたいと思っているのですが、果たしてこの熱量は継続するのでしょうか。
それではまた明日。
