#consadole 2022年現地観戦振り返り

北海道コンサドーレ札幌は11勝12分11敗、勝点45、得失点差-10でJ1リーグ10位で2022年のJ1リーグの戦いを終えました。一時期残留争いに巻き込まれながらも最終的には中位フィニッシュとなりました。一時期は本当にどうなるかと思いましたが、残留に成功し次のシーズンも日本サッカーリーグの最高峰で戦えることは何事にも代えがたいものです。

さて、私はというとCOVID-19の大騒動が始まった2020年以降、2020年は2試合(うち1試合は非合法観戦*1)、2021年も2試合の現地観戦に留まり、完全にゴール裏現地観戦から遠ざかっていましたが、今年2022年はなんと7試合も現地応援を果たすとともに、京都・磐田・札幌への遠征も果たすことができました。

今回はその合計7回の現地観戦を振り返っていきたいと思います。

 

 

①2022.3.3 ルヴァン杯GS第2節 vs.柏@三協F柏

今年の札幌はリーグ戦開幕から6戦連続引き分けという、名誉なんだか不名誉なんだかよくわからない記録を打ち立てました。リーグ戦勝利は2月の開幕から2カ月近く経過した4月の名古屋戦を待たなければなりませんでしたが、公式戦初勝利はこのルヴァン杯アウェイ柏戦でした。個人的に現地観戦4連敗中だったこともあり、前半に2点を先行された時は完全に負けを覚悟しましたが、後半に3点をかちこみ見事な逆転勝利。最高の現地開幕戦となりました。

この試合同点弾・逆転弾を決めたのが高卒2年目の中島大嘉でした。この2発をきっかけにリーグ戦でもメンバー入りし得点を決めるなどブレイクの兆しを見せましたが、徐々に出場機会を失い、終盤にはあまり名前を聞かなくなってしまいました。とはいえリーグ戦15試合1得点、ルヴァン杯5試合4得点と結果を残せるようにはなりつつあるので、来期以降の更なるブレイクに期待したいと思います。

 

②2022.4.13 ルヴァン杯GS第4節 vs.京都@サンガS

初の京都遠征。念願かなって開場して間もない亀岡の新スタに行くことができました。やはりサッカー専用スタジアムというのはいいですね。迫力が違います。試合のほうはというと2-0から2-3にひっくり返されるというテンプレみたいな札幌式逆転負け。2-0になった時点でこうなる気はしていたのでショックは少なかったですね。とはいえ敗戦のストレスはあったのでこの日は烏丸御池の飲み屋で一人酒をあおってから寝ました。翌日は午後から仕事だったので京都から新幹線を使って東京の勤め先へ出社しましたが単純にキツかったです(体力的に)。

 

 

③2022.5.22 J1第14節 vs.磐田@ヤマハ

この試合がこのシーズン初のリーグ戦現地となりました。やっと主力組のサッカーを生で見れる~と思った矢先、チーム内でCOVID-19の陽性者が出たり怪我人が頻発したこともあってルヴァン杯とあまり変わらないようなメンバーがスタメンに名を連ねました。しかし主力を多く欠いても攻撃的サッカーができるのがここ近年の札幌。先制を許すも深井・駒井の2ゴールで見事逆転勝利を収めました。

この日目立ったのが札幌ユース育ちの中村桐耶。この日欠場した福森に代わり左CBで先発すると、積極的な攻撃参加を見せ、逆転ゴールの起点ともなりました。2018年に2種登録としてトップチームの試合に出場していた時から良い選手だなあと思っていたのでこの日の活躍を見れたのは本当に嬉しかったです。

 

④2022.6.26 J1第18節 vs.G大阪@札幌ド

2018年8月以来、実に約4年ぶりに札幌ドームでの観戦が叶いました。この日まで大量失点での連敗が続き非常に流れが悪い時期でしたが、3シーズンぶりに記録した2万人超の観客の後押しも受け、ウノゼロ勝利で連敗ストップ。

この試合のあと、友人と大通・すすきのエリアに繰り出し、祝勝会と称し記憶を失う寸前まで酒を飲みました。それも含めて非常に楽しかったホーム遠征でした。

 

⑤2022.7.6 J1第20節 vs.FC東京@味スタ

シーズン終盤では当たり前になった声出し応援も7月時点では実証実験段階でした。7月のF東戦は札幌初の実証実験対象試合。3年ぶりの声出し応援ということもあり気合を入れまくって応援をしたんですが、如何せん3年間ゴール裏で跳んで叫んでということをしてこなかったせいで、試合中にも関わらず喉はガッサガサになりましたし、試合後はふくらはぎに激痛が走り、味スタから飛田給駅への歩行すら難儀しました。喉はある程度早期に回復したのですが、ふくらはぎは1週間以上痛みが抜けず本当にひどい目に遭いました。翌日以降後遺症が残らないように声を出して跳んでと、3年前までの自分はなんて器用なことをしていたんだと実感しました。試合結果は知らん。

 

⑥2022.8.7 J1第24節 vs.湘南@レモンS

7月の5試合を2分3敗と未勝利で終え、サポーターから挙がる声が日に日に厳しいものになっていく中迎えたアウェイ湘南戦。札幌が苦手としている神奈川県内のアウェイ戦、そして札幌・湘南がともにJ1復帰してから一度も札幌が勝てていない平塚での試合。最悪の結果も覚悟していましたが終わってみれば5-1での大勝。この日は声出し応援はできなかったんですがUSによって大量のパイフラが持ち込まれ、アウェイゴール裏を埋め尽くすなど、非常に熱量高く応援できました。

そういえばこの試合の後湘南サポの上司と話す機会があってちょっと気まずかったです*2。結果として双方J1残留を果たせたのは結果として良かったと個人的には思います。

 

⑦2022.10.12 J1第27節 vs.浦和@埼玉

湘南戦後残留争いから抜け出すかと思われた札幌でしたが神戸・鳥栖に連敗を喫し、遂には三上GMのお気持ち表明が発動。それがだいぶ効いたのか9月にはC大阪・磐田相手に今季初の連勝。首位の横浜FMからも敵地で勝ち点1を拾うと、10月最初のゲームでは聖地厚別を舞台に川崎相手に劇的な逆転勝利。あと1つ勝てば自力残留確定というところまで来たのが第27節延期分*3でした。結果は1-1の引き分けで残留確定とはなりませんでしたが、悪いながらもACL決勝に進出している浦和と互角以上に渡り合えたのはクラブの成長の証でしょう。

 

2022シーズン終了

ということで今季の現地戦績は以下の通りです。

今季コンサドーレは結構苦しいシーズンを過ごしましたが、個人的な戦績はだいぶ良く、今季のクラブ公式戦の戦績が五分であるにも関わらず勝ち越しを決めることができました。シーズン頭から現地に通って勝ち越せたシーズンは何気に今シーズンが初めてでした。ただ現地で勝てている代わりに現地に行かなかった試合で負けまくってることになるんでシーズン通してのストレスは半端なかったですね。夏場とか本当に憂鬱でした。

2022年はシーズン中に一度も緊急事態宣言やまん防の影響を食らうことなく終えられたシーズンでした。何より嬉しかったのは声出し応援ができるようになったこと。やはりゴール裏民としてはゴール裏で叫んで跳ねてが出来なかった今までは結構物足りなさを感じていたんですが、やっとその鬱憤を晴らすことができました。

現在の声出し応援は席数制限あり・マスク着用必須とまだまだ制約は多いですが、来シーズンはさらに制限が緩和され、より熱いゴール裏になればいいなと願ってやみません。

 

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*1:アウェイ席設置なしの日産スタジアム隠れキリシタンをした

*2:優しい上司なので「札幌よかったね〜」と言ってもらえました。「町野くんの負傷交代がなければもっと違った結果になったかもしれませんね〜」と返しておきました

*3:浦和のACL出場に伴うもの