皆さんは道の駅は行かれたことがあるでしょうか。そもそも道の駅というのは、
道の駅(みちのえき)は、日本の各地方自治体と道路管理者が連携して設置し、国土交通省(制度開始時は建設省)により登録された、休憩施設、地域振興施設等が一体となった道路施設である。
(出典:道の駅 - Wikipedia)
……でございまして、まあ簡単に言うと車で来た観光客向けのレストランや土産物屋が入っている道路*1沿いの施設のことです。
この道の駅、全国でどれくらいあるかというと、2022年8月5日時点で1198施設あります。(出典:◆)
そしてその道の駅が最も多い都道府県はどこかというと北海道で、2022年8月5日時点で127施設あります。これは実に圧倒的な数字で、2位の岐阜県が2022年8月5日時点で56施設と北海道の総数の半分にも及ばないことからもおわかりいただけると思います。
私はそんな道の駅が日本一存在する北海道の出身でして、北斗市の自宅から祖父母の自宅のある千歳市まで行く途中に幾度となく道の駅には立ち寄っており大変馴染み深いものでした。また、これは北海道だけなのかわかりませんが、毎年道の駅スタンプラリーというのが開催されていて、ドライブ好きの両親に連れられてよく道内の道の駅を回っていたものでした。
それから時は流れ2018年。大学4年生になった私はUターン就職を目論み、札幌で行われる採用面接のために東京と札幌を月1で往復する生活を送っていました*2。そんな中7月には無事内定も出て、来道の目的も就活というクッソ暑い夏から逃れるために北海道に行き、ついでに採用試験も受けるみたいな感じになっていました。そんなわけでほぼ1週間北海道に行き、採用試験はそこそこにして厚別にコンサドーレの試合を2試合見に行ったり、小学生以来全くいく機会のなかった航空自衛隊千歳基地の航空祭を見に行ったりと好き放題やっていました。
そんな北海道滞在期間中、特に何もすることがない土曜日。ふと実家のある千歳市近辺の道の駅を回ってみようと思い立ちました。思い立ったは吉日、すぐさま千歳の道の駅でスタンプラリーブックを購入。そこで今や道内に100を超える道の駅があることを知りました。
「どうせなら全部行ってみてえなあ、でも流石に今年中全部は無理だから何年かかけて全部行ってスタンプ全部押しに行くか」
ということで、2018年7月に北海道道の駅完全制覇の旅が始動しました。
- Day1 2018.7.21
- Day2 2018.8.12
- Day3 2018.8.17
- Day4 2018.8.18
- Day5 2018.8.21
- Day5 2019.1.13
- Day6 2019.9.11
Day1 2018.7.21
千歳をスタートし苫小牧方面に南下、そのまま日高エリアの海岸沿いに新冠まで行って折り返し。平取・石勝峠を経由し最後は夕張・長沼を経由して恵庭でフィニッシュとなりました。
(上記表は訪問順ではありません)
Day2 2018.8.12
Day1から1ヶ月後、お盆の帰省で再び来道したので再開。道央道で札幌まで向かい石狩を経由して厚田へ。
そこから留萌まで北上したところで南西に進路をとり、お互いの距離が比較的近い空知エリアの道の駅を効率的に訪問。途中、北竜町でひまわり畑を鑑賞。
最後は国道12号線を南下し三笠まで到達したところで終了しました。
(上記表は訪問順ではありません)
Day3 2018.8.17
下道を経由してまずは当別・新篠津といった札幌北側近郊のスタンプを獲得。その後札幌市内を縦断して中山峠へ。峠越えのあとは後志地方をひたすら南下。途中で洞爺湖の横を通り、
内浦湾に突き当たったところで海沿いを苫小牧方面に進み、
白鳥大橋を渡り室蘭まで到達したところでタイムアップとなりました。
(上記表は訪問順ではありません)
Day4 2018.8.18
北海道のど真ん中を縦断すべくまずは道央道で旭川へ。そこから東川を経由して美瑛・富良野といった北海道きっての絶景エリアの道の駅を景色も楽しみながら制覇。
最後は占冠まで南下し終了となりましたが、トータルで500km以上を自走する大変過酷な一日となりました。
Day5 2018.8.21
Day3の後志内陸エリアの積み残しを回収。美笛峠を越えてまずは壮瞥へ。有珠山と昭和新山を眺めます。
その後は渡島エリアとの境界線ギリギリの黒松内を経由して羊蹄山麓をほぼ一周。
北海道命名150年と真狩村開基124年と地元出身の歌手細川たかしとRGの師弟の契り1周年を同列に並べて祝う真狩村も通り、
名水の郷京極の道の駅も訪問。後志地方の大半の訪問が完了しました。
(上記表は訪問順ではありません)
Day5 2019.1.13
年明け、年末年始の帰省を利用して道南遠征を敢行。道央道を森まで南下し一般道へ。森・砂原・鹿部と海沿いに南下した後は南西に向かい七飯へ。
最終的には木古内まで南下したところで終了。1日で千歳と函館を往復したので本当に疲れました。
(上記表は訪問順ではありません)
Day6 2019.9.11
社会人になってから初めての帰省。後志地方北部、あわよくば積丹半島方面の道の駅制覇を目論み道央道・札樽道・後志道を経由して向かったものの、その日の夜に予定が入っていたこともあり余市・赤井川の2施設しか訪問できず無念の撤退となりました。
(上記表は訪問順ではありません)
そんなわけで1年2ヶ月で45の道の駅に自走で到達しました。実家から行きやすい場所はほぼほぼ制覇ししまい、社会人になったことによる時間的な制約も発生し、ペースは落ちるのは必至でしたが、2020年もこの旅を続けていく予定でした。しかし、Day7の決行までには3年以上の歳月を待たなければなりませんでした。
次回に続きます