3-0は危険なスコア
5/18(水)にルヴァンカップグループステージ第6節が行われました。北海道コンサドーレ札幌はサガン鳥栖とホームで対戦し1-1の引き分け。これにより4年連続のグループステージ突破を決めました。まずは一安心。
そのルヴァンカップの裏ではACL出場勢がリーグ戦を戦っていました。そのうちの1カード、浦和-横浜FMの試合を観に行ってきました。
なんでまた浦和横浜の試合を？
社会人になり埼玉へ引っ越したことにより埼玉スタジアムがかなりご近所になりました。なのでサッカー好きな職場の同期とよく埼玉スタジアムで行われる注目ゲーム*1を観に行っていましたが、2020年以降は入場制限試合が続いたためなかなかスタジアムから足が遠のいてしまっていました。今年に入り、入場制限が撤廃されチケットが自由に取れるようになったところ、昨年度入社の2年目の後輩*2が是非現地で試合を観たいとのことで、その後輩と前述の同期の休みが合う日に首都圏で行われる試合ということで浦和-横浜FMのカードが選ばれました。
3年ぶりの埼玉スタジアム
埼玉高速鉄道に乗りキックオフの約2時間前に浦和美園駅に到着。駅で友人と待ち合わせ徒歩で埼玉スタジアムへ。
埼玉スタジアムもこれで通算7度目。この通路も歩き慣れたものです。
浦和美園駅から歩くこと約20分で埼玉スタジアムに到着。2019年にACL準々決勝2ndレグ・浦和-上海上港の試合を観に来て以来なので実に約3年ぶりの埼玉スタジアムです。
キックオフまでまだ時間があるという事で南広場で飯を食うことに。
角煮バーガーとビール。角煮がトロトロで美味しかったです。
キックオフまで1時間を切ったところで入場。
バックスタンド上層中央の非常に試合が観やすい席。浦和のファンクラブ会員になると座席指定ができるので、無料会員に登録して普段からだいたいこの辺りで観ています。この眺めで前売2700円だから安い。
試合を前に盛り上がる浦和・横浜FMの両サポーター。
前半は横浜FMが支配
前半キックオフ。ハイテンポでボールを回す横浜FMに対して、浦和はプレスを仕掛けてカウンターを狙いたかったのですが選手間の距離も悪くボールをなかなか奪えず、浦和ボールになっても横浜FMの早い戻りですぐに奪われてしまうという、かなり横浜FM優位な展開。12分にゴール前でのこぼれを水沼が押し込み先制すると、19分には元札幌のアンデルソン・ロペスが宮市のクロスに頭で合わせ追加点。さらに30分には左サイドの宮市がゴール前左からシュートを放つとこれが決まり3点目。宮市は前半だけで1G1A。スピードはもちろんですが、1対1やクロスの正確性が素晴らしかったです。完全に横浜FMが前半のゲームを支配していました。
贔屓以外の試合は酒飲みながら非常に気楽に観れるから良い。
後半、浦和の一転攻勢
しかし後半になると形勢が逆転。全体をコンパクトにしプレスがかかるようになるとともに、横浜FMのハイラインの裏を狙うというチームの方向性が明確化されました。浦和のチームの修正は後半開始早々47分に効果を見せ始めます。中盤で拾ったボールを前線に供給するとユンカーが横浜FMの高い最終ラインの裏をとりそのままゴールし1点を返します。この1点で試合の流れとスタジアムの空気が一変。その後は浦和が幾度となく中盤でボールを奪い、中盤の小泉を起点として攻め込むシーンが明らかに増えました。一方の横浜FMも突き放しにかかりますが、西川のビッグセーブに阻まれます。すると81分に再び裏に抜け出したユンカーが決めて1点差まで詰め寄ると、アディショナルタイム突入直前の89分に途中出場の大久保の突破からまたもユンカーが決めまさかの同点。浦和は最後まで決定機を作りましたがひっくり返すまでは至らず。3-3のドロー決着となりました。
3-0は怖いスコア
3-0から3-3というあまりにも劇的な試合をまさか偶然行った試合で観れるとは。本当に凄いゲームでした。そしてやはり3-0というスコアは恐ろしいスコアだと証明されてしまいました。この試合の結果を見た、後半だけ3-0から3-4にひっくり返された経験を持つ某クラブのサポーターは同じこと思ったんじゃないんですかね。そういえばあの試合もアンロペがゴール決めてましたわ*3。
横浜FMのサポーターはたまったもんじゃないでしょうが、経験者から言わせてもらうと、逆転されなかっただけマシだと思ったほうがいい。
贔屓以外の試合を現地で観るのは気楽で楽しい
久々に贔屓以外の試合を現地で観に行きましたが、非常に楽しいものであると再認識できました。どうしても贔屓が絡むと一喜一憂してしまうんですが、絡まないとこういう試合でもフラットに楽しめて純粋に感動できますね。また今シーズン機会があればやろうと思います。
