HOKKAIDO SKI TOUR Report Day5
旅も折り返しの5日目です。
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- 昨日の顛末
- ついにやりました
- カムイスキーリンクスへ
- 朝からひたすらパウダーに突入
- 昼食
- 午後もひたすらパウダーに突入
- カムイスキーリンクス総評
- 延長戦
- サンタプレゼントパーク
- 疲れたけど非常に充実した1日
昨日の顛末
昨日は旭川行きの特急車内で終わっていましたが、なんとか当初の予定より1時間ほど遅れて旭川駅至近の宿泊地に到着できました。
初日にも見たレイアウトだなあ。*1
到着後はコンビニ行って食糧を調達したり、4日分の着替えをランドリーで洗濯したりといろいろやっているうちに日付は変わり、結果就寝できたのは1時半くらいだったと思います*2。
ついにやりました
気を失うようにして寝てしまい、翌朝気づくと時間は7時20分。この日スキー場に行くための始発バスが旭川駅前出るのが8時。朝飯を食い、準備を整え、部屋で乾燥させたブーツやら板だのをバッグに詰めてとなるとまあ1時間は欲しいところ。そうなるともう始発間に合わないためここは諦めて1時間後の2本目のバスでスキー場に向かうことにしました。ついに寝坊で滑走スタート予定に間に合わないという失態を犯してしまいました。
まあやっちまったものは仕方がないので次のバスまでの間、昨日洗って乾かしたまま放置していた洗濯物をジップロックに詰め直したり部屋を片付けたりしてました。時間の有効活用。
カムイスキーリンクスへ
今日の目的地は旭川市内にあるスキー場、カムイスキーリンクスです。旭川駅前からカムイスキーリンクスまでは午前中1時間に1本の間隔で路線バスが走っているのでそれに乗車。バス停には既に複数のグループがバス待ちをしていたんですが、中には既にブーツヘルメット装備済みの人も。ガチ勢だ。
市街地を抜けてから約30分でカムイスキーリンクスに到着。あっという間。
朝からひたすらパウダーに突入
まずはカムイゴンドラを登り標高751mのトップへ。ゴンドラから見える石狩平野の風景が非常に美しかったです。かつてアイヌの人々がこの一帯をカムイコタン(神々の住む場所)とかカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と言ったそうですが、それが知識としてだけではなく、なんとなく気持ちで分かった気がしました。
まずはゴンドラ降りて左の非圧雪のロイヤル上中級へ。決して豪雪地帯ではなく気温が低いという環境のため下地はやや硬め。しかしながらその下地の上には数日前に積もったのであろうパウダーがまだ積もっていたため充分充実したパウダーライドを楽しむことができました。ゴンドラ降りてすぐ右にあるシルキーもそのようなコンディション。ただシルキーのほうがいいパウダーが残っていた気がします。
続いてはツリーランコースへ。最初に行ったのはゴンドラ山頂から連絡コースを経由して行くことのできるトド松コース。最大斜度は30°ですが基本的には緩斜多め。しかもスキー場が管理している正式なコースなので間違ってコース外に出ないように赤いすずらんテープが巻いてあるロープが張り巡らされていたり、コース出口はこっちというように標識も出ているので迷う心配なし。
カムイゴンドラでアクセスできるエリアを一通り楽しんだあとは第5ペアリフトでアクセスできるエリアへ。このエリアは整地の急斜面とツリーランゾーンがある上級者向けのエリア。
まずはリフト降りて左のディープパウダーへ。
#GoProのない生活。Shortsにしたかったんだけど1秒だけオーバーしちゃいました。ここのエリアは下地もそこまで固くなく非常にフワッフワのパウダーでした。長くて幅も広いコースで選択肢が無限なのと、前述のとど松が大分食い荒らされているのに対してここはまだ綺麗な場所が結構残っていました。
昼食
ベースのレストランで昼食。この日はいつもより早く12時45分にランチタイムとしました。こういうのでいいんだよおじさんがこういうのでいいんだよといいそうなオーソドックスなカレー。にザンギが乗っかったザンギカレー1000円。美味かった。
午後もひたすらパウダーに突入
昼食後も第5ペアリフトエリアに戻りひたすらパウダーを堪能。今度はリフトを降りて右方向にあるフレッシュパウダーへ。
なんとここはディープパウダーよりもさらに未踏パウダーが残っている割合が多く動画みたいな箇所もあったりしました。ちなみにこの動画最後はコケてます。
カムイスキーリンクスも昨日のキロロ同様クローズが早く14時45分に第5ペアリフトが営業終了するのを皮切りに16時までには全てのリフトが停止してしまいます。最後まで動くのは初心者用コースのリフトだけなので、16時までは滑らず最後はゴンドラで頂上に登った後ダウンヒルを終えカムイスキーリンクスでの滑走を終えました。
カムイスキーリンクス総評
降れば質の高いパウダーを味わうことができ、降らなくても非常に締まった滑って気持ちの良い圧雪バーンを楽しむことのできる非常にレベルの高いスキー場でした。なによりこれだけ高クオリティのスキー場が旭川市街地から1時間もしないところにあるのがすごい。羨ましいぞ旭川市民。挙句1日券3800円(デポジット別)という。旭川市民になってここに通い詰めたい人生だった。
延長戦
当初16時30分のバスでカムイスキーリンクスから旭川駅前に戻り、その後はホテルの部屋でゆっくりする予定でした。が、行きのバスで経由サンタプレゼントパークという旭川市街地から至近のスキー場で21時までのナイター営業をやっているということと、サンタプレゼントパークを20時ちょうどに出るバスで旭川駅前に戻れるという情報を仕入れました。翌日6時半出発なのであまり無理はしたくなかったのですが、正直滑り足りてないのも事実。
そんなわけでバスを途中で降りサンタプレゼントパークでの延長戦を開催することとしました。
サンタプレゼントパーク
ゲレンデ内に合計3本のペアリフトがあるだけのいかにもという感じのローカルゲレンデ。しかしかなり起伏が多いフラットではないバーンが全体的に広がっており、しかも縦の長さも斜度もそこそこあるので滑っていて飽きません。17時に滑り始めて18時途中までは正直バーンの荒れがきになるコンディションだったのですが、18時過ぎから一気に気温が下がり始めると、締まった非常に気持ちよく滑ることのできるバーンに様変わりしました。私は初めてのナイター滑走だったんですが、これがナイターの醍醐味なんだなあと思いました。
そしてナイターの醍醐味といえば夜景。サンタプレゼントパークからは旭川市街地が一望でいるのですが、その夜景が非常に素晴らしい。こんな景色を見ながらスキーできるのは本当にたまらないですね。
平日ということもあり18時くらいから仕事学校終わりの方々が集結し始め、平日夜にもかかわらずかなりの賑わいを見せていました。仕事終わり、学校終わりに来れる市街地からの距離、そしてナイターで滑るには丁度良いコースの数、さらになにより美しい夜景。ローカルゲレンデとは思えない充実っぷりでした。それなのにナイター券は16時〜21時まで滑れてわずか1500円。おかしい。
疲れたけど非常に充実した1日
初めて文字通り朝から晩まで滑り通したので非常に疲れましたが、パウダーを味わい、はじめてのナイターも経験しとものすごく充実した1日でした。最高!
明日も引き続き道北エリアで滑ります。